Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学習塾の生徒情報1602件が「Winny」流出 - 学研HD関連会社

学研ホールディングス関連会社のホットラインが運営する「進学塾アイズ」において、顧客情報がインターネット上に流出したことがわかった。

3月11日に掲示板の書き込みや外部からの指摘があり、同社では当初保護者に対して悪質ないたずらや嫌がらせが発生していると説明していたが、調査により流出が判明した。

同社従業員が作業のためにデータを持ち帰った際、ウイルスに感染したパソコンで利用したことからファイル共有ソフト「Winny」上へ流出したもので、生徒の氏名や電話番号など1602件が含まれる。

同社では顧客情報の持ち出しを禁止していたが、守られていなかった。同社では、関連する顧客に対して事情の説明や謝罪を行っているが、不正利用などは確認されていないという。

(Security NEXT - 2010/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

核関連機関の端末が不正通信 - 核物質防護への影響は否定
元契約社員のPCからファイル共有ソフト経由で顧客情報流出 - NTT西
ファイル共有ソフト経由の個人情報流出、あらたに1万人が判明 - 秋田市
ファイル共有ソフト経由の個人情報流出、あらたに279件の被害が判明 - 秋田市
バックアップに利用した職員私用PCからファイル共有ソフトで情報流出 - 秋田市
取引先関係者の個人情報がファイル共有ソフト経由で流出 - パナソニック関連会社
住所録がファイル共有ソフト経由で流出 - パナソニック
入口扉の暗証番号含むマンション情報がファイル共有ソフト経由で流出 - 大阪市水道局
個人情報含む業務メールが流出、ファイル共有ソフト経由か - パナソニック
ファイル共有ソフトへの流出原因は退職者、役員を処分 - リロHD