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職員の自宅PCから個人情報含む行政関連ファイルがWinny流出 - 国交省

国土交通省職員の私用パソコンから、個人情報含む行政関連ファイルが、ファイル共有ソフト「Winny」を介して流出したことがわかった。

九州地方整備局の職員が自宅で使用しているパソコンから、ファイル共有ソフト「Winny」を介して私的ファイルとともに行政情報が流出したもの。情報の持ち出しは禁止していたが、守られていなかったという。

流出データには、2001年度から2007年度の間に同職員が業務で関係していた企業の担当者の氏名91人分や顔写真2人分のほか、排水機場の操作を委託していた個人2人の氏名、住所、電話番号、年齢などの個人情報が含まれる。

同省では、関係者に対し説明や謝罪を進めると同時に、全職員を対象に私用パソコンにおける「Winny」の利用状況やウイルス感染の確認など再発防止対策を進めている。

(Security NEXT - 2010/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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