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委託先からマンションオーナー情報がファイル共有ソフト上へ流出 - NTTコム

NTTコミュニケーションズの業務委託先から、同社サービスの顧客情報がファイル共有ソフト経由でインターネット上に流出したことがわかった。

流出が判明したのは、2008年以前に同社がマンションなどへ提供していた「CoDen光サービス」に関連する関西エリアのマンションオーナー情報。氏名や連絡先など154件が含まれる。工事を請け負っていた同社委託先の元従業員より工事関連のファイルが流出した。

NTTコミュニケーションズの広報によれば、委託先より26日夜に流出について報告があり、調査を実施。翌27日に流出を確認した。流出した時期は11月23日ごろだという。流出先であるファイル共有ソフトの種類についてはコメントを避けた。

同社は、関連する顧客へ事情を説明し、謝罪を行っているが、流出した情報の不正利用といった報告などは寄せられていない。同社では、10月末にも委託先経由でファイル共有ソフト「Winny」上へ顧客情報が流出する問題が判明し、事故を公表している。

(Security NEXT - 2009/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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