MS、IEの深刻な脆弱性を解消する定例外パッチを公開
マイクロソフトは、「Internet Explorer」の脆弱性を解消する定例外のセキュリティ更新プログラム「MS08-078」を公開した。深刻度は「緊急」となっている。
今回公開された「MS08-078」は、IEのデータバインディングに関する脆弱性を解消するもの。特別に細工されたウェブページを表示すると、リモートでコードが実行されるおそれがある。深刻度はIE 7、6、5.01でについて「緊急」と設定しており、IE8 Beta 2についても適用を推奨している。
同脆弱性については、11日に同社がセキュリティアドバイザリを公開しており、IE 7に対するゼロデイ攻撃も確認されていた。
マイクロソフトセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-078.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/12/18 )
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