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大阪府立現代美術センターの障害 - 原因は不正アクセスによる改ざん

大阪府立現代美術センターは、4月15日から20日以上にわたり公開をを停止していたウェブサイトを再開した。

当初府は、障害によるサービス停止と発表していたが、再開のアナウンスで不正アクセスによる改ざんが原因で、閲覧者にウイルス感染のおそれがあったことを明らかになった。

同センターによれば、4月15日に大阪府警より同センタートップページがウイルスに感染しているとして、閉鎖の要請があり、その後の調査により「HTML_IFRAME.AH」が埋め込まれていることが判明したという。

調査によれば、改ざんされたのは4月12日で、閉鎖した4月15日までに問題のページを閲覧した場合、ウイルスに感染した可能性がある。個人情報の漏洩はなかった。

同センターでは利用者に対し、セキュリティ対策ソフトなどを用いてウイルスが感染していないかチェックしたり、感染していた場合は駆除を行うようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2008/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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