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モンベルがサイトへの不正アクセスを確認 - 漏洩件数の特定など急ぐ

顧客においてクレジットカードの不正利用が発生し、個人情報漏洩の可能性をモンベルは、不正アクセスを確認したと発表した。

同社オンラインショップを利用した顧客において、クレジットカード情報の不正利用が発生していることが判明し、同社では1月29日にウェブサイトを閉鎖。不正アクセスを受けた可能性があるとして、調査を進めていた。

同社では9日に、調査でウイルス感染や不正アクセスを確認していないとの経過報告を行ったが、15日夜に不正アクセスの形跡を確認した。2009年11月から2010年1月にオンラインショップを利用した顧客のクレジットカード番号や有効期限が流出したと見られている。

同社では不正アクセスの内容について詳細を調べており、データの流出件数や関連する顧客の特定を急いでいる。カード会社による監視を実施しているが、利用者に対して心当たりがない請求が発生していないか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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