IPA、2020年の東京五輪を見据えたセキュリティシンポジウムを開催

情報処理推進機構（IPA）は、「IPAサイバーセキュリティシンポジウム2014」を2月19日に開催する。テーマは「2020年に向けて、知るべきこと、為すべきこと」。

同イベントは、2020年に開催される東京オリンピックを見据えたサイバー攻撃対策について、その課題や具体的な取り組みについて取り上げるシンポジウム。

2012年に開催されたロンドン五輪では、期間中にのべ2億件以上のサイバー攻撃が行われたとの報告もあり、東京オリンピックでもインフラや経済活動全般を標的とした攻撃が予測されることから、今後の課題について講演する。

具体的な対策や人材不足の解消、経済を活性化させる上で求められる対策などをテーマにプログラムを用意。同機構では同シンポジウムを、政府や産業界、セキュリティ関係者が状況を理解し、適切な準備を取りかかる契機にしたい考え。

同シンポジウムでは、前回開催された2012年ロンドンオリンピックでサイバーセキュリティ対策の責任者を務めたOliver Hoare氏による基調講演をはじめ、国内のセキュリティ専門家やインフラ整備に関わる民間有識者の講演、政府や専門家などによるパネルディスカッションを予定している。

会場は、東京都千代田区のイイノホール。参加費は無料だが、事前にウェブサイトから申し込む必要がある。

（Security NEXT - 2014/01/20 ）ツイート