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Oracle、定例CPUで13製品グループ127件の脆弱性を修正 - 「Java SE」の脆弱性51件も解消

Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品の定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。

今回のアップデートは、同社の13製品グループを対象としたもので、あわせて127件の脆弱性に対応した。これには「Java SE」に関する修正51件も含まれる。

具体的には、「Oracle Database」や「Java SE」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle Applications E-Business Suite」「Oracle FLEXCUBE Products Suite」「Oracle and Sun Systems Product Suite」「Oracle Linux and Virtualization」「Oracle MySQL」など多岐にわたる。

共通脆弱性評価システム「CVSS v2」においてスコアが「7.0」以上の「レベルIII(危険)」とされる脆弱性は26件。そのうち24件は「Java SE」に関する脆弱性で、10点満点中、「10.0」と評価された脆弱性が半数に及ぶ。

同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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