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教諭のPCから個人情報がネット上に流出 - 岡山の私学

金光学園中学高等学校は、生徒の個人情報や成績資料などが、教師のパソコンからファイル共有ソフトを介してインターネット上へ流出した可能性があると発表した。

教諭のパソコンがウイルスに感染し、ファイル共有ソフトを介してネット上に流出したもので、4月に流出が判明し、その後調査を進めている。

同校によれば、流出が確認されたのは、一部教諭の氏名が含まれる「2006年度生活実態アンケート集計」や「2007年度生徒会学習委員会実施の授業アンケート」。

さらに全生徒の氏名、住所、電話番号、生年月日、保護者名、出身校名などの個人情報をはじめ、教諭や生徒の写真、一部生徒の成績資料など流出した可能性があり、確認を進めているという。

同校では、安全が確認されるまでネットワークを外部と遮断して、専門業者による調査を実施。再発防止システムの構築を検討する。

(Security NEXT - 2008/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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