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小学校教諭の私用PCから児童の個人情報がネット流出 - 柏崎市

柏崎市の小学校教諭が個人で所有するパソコンから、児童の名簿や成績、集合写真などの個人情報が、ファイル共有ソフトを介して流出していたことがわかった。

流出が判明したのは、同教諭が自宅のパソコンに保存していた児童の名簿や成績、集合写真などのデータ。4月20日夜に流出を指摘する匿名のファックスが学校に届き、翌日出勤した職員が確認、市の教育委員会に通報した。インターネット上の掲示板などへ流出を指摘する書き込みが行われていたという。

同教諭のパソコンは、暴露ウイルス「Antinny」に感染しており、4月18日夜ごろにインストールされていたファイル共有ソフト「Winny」を通じてインターネット上へ流出したと見られている。同市教育委員会では、流出内容の詳細について調査を進めており、市内の全小中学校に対して情報セキュリティ対策を再度指示した。

(Security NEXT - 2008/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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