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利用者ごとに制御できるスパムブログの排除技術を開発 - ホットリンク

ホットリンクは、スパムブログを排除する技術を開発したと発表した。自社サービスでの搭載や、ブログサービス事業者へ提供する予定。

今回開発されたのは、営利目的で特定サイトへ誘導することを目的に作成されたスパムブログを判定する技術。同社では、ニュースサイトや他ブログ、掲示板、検索結果などを利用して作成されたブログをはじめ、人名や商品名などを機械的に盛り込むワードサラダ、テンプレートサイト、マルチポスト、ワンクリック詐欺などをスパムブログと定義。こうしたサイトの排除を実現する。

同技術では、ブログ作成者そのものがスパムであるか判定する機能と、作成された記事に対して判定を行う機能を搭載し、併用することが可能。利用者により迷惑の度合いが異なるため、利用者が内容や形態により排除のレベルを設定できる。同社の調査によれば、スパムブログの排除率は90.25%で、誤検出率は3.28%を達成したという。

同社では、自社で提供する「電通バズリサーチ」「クチコミ@係長」へ搭載するほか、ブログサービス事業者に対してソリューション展開を行う予定。

(Security NEXT - 2008/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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