Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Docker Desktop」などに脆弱性 - ファイル作成や上書きのおそれ

「Docker」関連のソフトウェアで利用されるアーカイブ処理ライブラリに脆弱性が明らかとなった。実証コード(PoC)も公開されている。

Moby Projectで開発されている「go-archive」の「Unpack」「UnpackLayer」「Untar」などにおけるアーカイブファイルの展開処理に、脆弱性「CVE-2026-17106」が判明したもの。

アーカイブの展開にあたり、文字列上で確認したパスと、OSが実際に解決するパスが異なり、指定した展開先ディレクトリの外部へファイルを作成、上書きすることが可能だった。

CVE番号を採番したDockerでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「7.1」、重要度を4段階中、2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。

「go-archive 0.3.0」にて修正が実施され、Dockerでは修正版となる「Docker Engine 29.7.0」「Docker CLI 29.7.0」をリリースした。また「Docker Desktop 4.86.0」にも修正が反映されている。

同脆弱性に関しては、すでにmacOSやLinux向けの概念実証が公開されており、注意が必要となる。

(Security NEXT - 2026/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米当局、「TrueConf Server」の脆弱性2件を悪用リストへ追加
「Cisco Secure Workload」に複数の深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Cisco Crosswork」にクリティカル脆弱性 - アップデートを公開
「MLflow」脆弱性の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
Oracle、月例パッチを公開 - 900件以上の脆弱性に対処
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ1449件の修正実施
「NetScaler ADC/Gateway」に認証回避の脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「iOS/iPadOS 26.6.1」を公開、脆弱性29件を修正 - 「同18」向けの更新も
「NVIDIA Triton Inference Server」に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
米当局、悪用脆弱性リストに新規4件 - 「macOS」「SharePoint」など