Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサーバ「nginx」に複数脆弱性 - 3件が「クリティカル」との評価も

同じく「CVE-2026-93479」もヒープバッファオーバーフローの脆弱性で、正規表現による変数の処理などに起因。一方「CVE-2026-97205」は、「非同期ファイルI/O(AIO)」とウェブページに別ファイルの内容を組み込む「サーバーサイドインクルード(SSI)」を組み合わせた場合に影響を受ける「Use After Free」の脆弱性としている。

特定の構成や条件下で細工されたリクエストを処理するとサービス拒否につながるおそれがあり、メモリ保護の機能が無効化されている場合や、回避できる場合にはコード実行に至る可能性もある。

また「nginx」では、F5の評価において重要度が「高(High)」とされる「CVE-2026-97629」が判明。特定の設定において「TLSセッション」が偽造され、クライアント証明書の検証を回避されるおそれがある。

さらに「中(Medium)」とされる「CVE-2026-95101」が確認された。「HTTP/3」による転送リクエストの処理に関する脆弱性で、不正なデータが挿入されるおそれがある。

オープンソース版では「nginx 1.31.7」「同1.30.6」にてこれら脆弱性を修正した。商用版である「NGINX Plus」では、脆弱性によって修正バージョンが異なるが、「同37.2.0.1」「同37.0.7.1」ではこれら5件の脆弱性が解消されている。

(Security NEXT - 2026/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Progress製データ連携ツール向けAIエージェント定義ファイルに脆弱性
「Node.js」のセキュリティアップデート - 10月21日以降に公開予定
「Fortinet」「BeyondTrust」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「XenServer」「Citrix UniconOS」など3製品に脆弱性 - 修正版を公開
Adobe、アドバイザリ11件を公開 - 深刻な脆弱性にも対処
Atlassian製品や複数セキュリティ製品など、脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米CISA
「Chrome」にセキュリティアップデート - 前回更新から2日
「Drupal」に脆弱性 - 拡張モジュールとの組み合わせで深刻な影響も
SAP月例更新で新規アドバイザリ16件 - 4件が「クリティカル」
「Firefox 158」を公開、脆弱性77件を修正 - 延長サポート版も更新