サイトが改ざん被害、オンラインカジノへ誘導 - 東京外大
東京外国語大学は、アジア・アフリカ言語文化研究所が運営するウェブサイトが不正アクセスを受け、無関係のサイトに誘導される状態となっていたことがわかった。
同大によれば、アジア・アフリカ言語文化研究所が研究実績を公開するために利用しているウェブサーバの一部サイトにおいて改ざんが判明したもの。2025年8月3日17時半ごろに確認した。
改ざんされた影響で、2025年6月5日16時過ぎより8月8日15時50分ごろにかけて、対象となるサイトへアクセスするとオンラインカジノへ誘導されるおそれがあった。
利用していたコンテンツマネジメントシステムの脆弱性を突く不正アクセスを受けた。サーバ内の情報は公開可能な情報のみで個人情報は含まれていないとしている。
問題の発覚を受けて同大では被害が確認されたサーバの公開を一時停止。サーバ内におけるマルウェアの感染などは確認されなかった。
(Security NEXT - 2025/09/25 )
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