メルアカがスパムの踏み台に、情報流出など影響を調査 - 宮崎大
宮崎大学は、メールアカウントが不正アクセスを受け、大量の迷惑メールが送信されたことを明らかにした。同アカウントで過去にやり取りしたメールも流出した可能性があるとして詳細を調べている。
同大によれば、第三者が同大メールアカウントを使用して迷惑メールを送信していたことが判明したもの。
10月16日午後から同大の特定のメールアドレスに配信不能となったことを示すメールが海外から大量に届くようになったため調査を行ったところ、不正アクセスが判明した。
また不正アクセスにともない、同アカウントで過去に送受信したメールが外部に流出したおそれがあり、個人情報が含まれていることも確認した。
メールアカウントに脆弱なパスワードが設定されていたことが原因だとしている。
同大では、個人情報保護委員会と文部科学省へ事態を報告。送信された迷惑メールの件数や、流出したおそれがある個人情報について調査を進めている。
(Security NEXT - 2024/10/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
介護保険料納入通知書の説明書類に無関係の個人情報 - 京丹後市
学生インターンシップ説明会の案内メールで誤送信 - 愛知県
個人情報が外部から閲覧可能に、権限変更漏れで - クマ財団
オープンデータに調査回答者のメアド、削除し忘れ - 横浜市
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「AWS Client VPN」に権限昇格の脆弱性 - macOS版のみ影響
IBMのアクセス管理製品に深刻な脆弱性 - アップデートを提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大