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セキュリティ担当者の苦労や悩みを調査 - 気になる処遇も

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、企業内でセキュリティ業務を担う人材を対象としたヒアリング調査を行い、結果を報告書として取りまとめた。

同調査は、企業のセキュリティ担当者を対象に、6月から10月にかけて対面インタビューを行い、その結果をまとめたもの。12社25名が回答した。

ヒアリングの対象者は、自社内のセキュリティ対策の担当者と、対外向けサービスのセキュリティ担当者、およびセキュリティを対象とした業務を行っている者の3グループに分類される。

セキュリティ業務の内容、研修など教育の有無、セキュリティ業務を行う環境のほか、セキュリティ業務で苦労したり悩んだ経験談、セキュリティ業務についたきっかけ、キャリアパスへの影響などについて話を聞いている。

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ヒアリングの項目(表:JNSA)

(Security NEXT - 2018/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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