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5年以上にわたり誤った信用情報を登録 - 北國銀

北國銀行は、2カ所の指定信用情報機関に対し、一部顧客の契約情報を誤った内容で登録したことを明らかにした。ローンやクレジット契約に影響が生じた可能性があるという。

同行によれば、指定信用情報機関のシステムに顧客情報を登録する際、一部顧客の属性情報、利用残高、延滞回数などの情報について誤った内容で登録していたもの。

誤登録の期間は信用情報機関によって異なり、CICについては2011年4月から2017年4月まで誤った情報を登録していた。245人に関して他金融機関においてローンやクレジット契約を行う際、与信判断に影響を与えた可能性がある。

またJICCに対しては2012年1月から2017年4月にかけて誤った情報を登録。131人が影響を受けた可能性があるという。いずれも、登録手続き上のミスが原因としている。

同行では、誤った登録情報の修正を行うとともに、ローン契約やクレジット契約で影響を受けた可能性のある顧客に対し、書面による案内を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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