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原発内のパソコン盗難で管理徹底求める - 原子力安全・保安院

東京電力福島第一原子力発電所構内にある協力会社事務所内で、ノートパソコンが所在不明となった問題を受け、原子力安全・保安院は、電気事業連合会に盗難防止策の徹底を求めた。

問題となった事故は、2008年3月に同原発内にある東芝作業所内の協力会社事務所で、従業員不在時にパソコンの盗難被害が発生したもの。核物質防護に関する機微情報や個人情報は、含まれていなかった。

再発を防止するため、同院では同連合会に対し、施錠管理の徹底やパスワードの設定をはじめとするパソコンにおけるセキュリティ対策の向上、不審者に対する監視の徹底など、原子力事業者や協力会社へ指示するよう求めた。

(Security NEXT - 2008/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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