Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一時「Lenovo」のスタートページから「Angler EK」に誘導か - F-Secure指摘

F-Secureは、Lenovoのポータルサイトが侵害を受け、一時的にエクスプロイトキット「Angler」へリダイレクトされる状態が発生していた可能性があるとの見解を明らかにした。

同社製品利用者より提供される検知レポートを根拠に同社研究者のSean Sullivan氏が指摘したもの。同氏によれば、侵害を受けた可能性があるのは、Lenovoがブラウザ向けに用意しているスタートページ「startpage.lenovo.com」。3月13日に「Angler EK」へ一時リダイレクトされる状態が発生していたという。

同氏は、誘導されたのは短時間としているが、「Angler」がランサムウェア「TeslaCrypt」の感染に利用されており、閲覧を通じて感染するおそれがあったという。

(Security NEXT - 2016/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「VMware ESXi」も標的とするランサムウェア「Akira」に警戒を
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害