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入試出願登録情報が外部から閲覧可能な状態に - 学習院大

学習院大学は、入試ウェブ出願システムに不具合があり、出願登録情報を出願者以外が一時閲覧できる状態だったことを明らかにした。一部情報が閲覧された可能性があるという。

ウェブ出願確認画面の不具合により、出願登録情報が第三者から閲覧できる状態だったもので、1月14日に受験生から指摘があり判明した。すでに不具合は修正されているという。

ウェブ経由の出願を受け付け開始した1月5日から、システムの修正が完了した14日22時過ぎまで閲覧可能となり、期間中に登録者86人分の情報が閲覧された可能性がある。氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、出身高校、出願情報などが含まれる。

同大学では入学試験への影響を避けるため、同事案の公表を入試実施後に行ったと説明。閲覧された可能性のある86人に謝罪している。

(Security NEXT - 2016/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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