Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PowerDNS」に深刻な脆弱性 - リモートよりDoS攻撃を受けるおそれ

オープンソースのDNSサーバ「PowerDNS」に、サービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。開発元や日本レジストリサービス(JPRS)では注意を呼びかけている。

圧縮されたドメイン名のラベルを展開する処理に脆弱性「CVE-2015-1868」が存在するもの。細工されたドメイン名を処理すると意図せず、サーバが終了するおそれがある。

権威DNSサーバ「PowerDNS Authoritative Server」、キャッシュDNSサーバ「PowerDNS Recursor」のいずれも影響を受けるとされており、PowerDNSでは、深刻度を「高」にレーティングしている。

ただし、影響を受ける環境については、デフォルトのシステムスタックサイズが小さい「Red Hat Enterprise Linux 5」「CentOS 5」のみに限定されるとしている。

PowerDNSでは、修正版として「PowerDNS Authoritative Server 3.4.4」「PowerDNS Recursor 3.6.3」「同3.7.2」を公開。緩和策をアナウンスした。JPRSでは、リモートからの攻撃でDNSサーバが停止するため、バージョンアップを強く推奨している。

(Security NEXT - 2015/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ルータなどで広く利用されるDNSに脆弱性「DNSpooq」が判明
北朝鮮グループ「Lazarus」が悪用する10種類のツール
11月のDDoS攻撃、件数減少の一方で大規模攻撃も - IIJ調査
米連邦政府機関に「SolarWinds Orion」製品の遮断命令
DNSサーバ「NSD」「Unbound」に脆弱性 - アップデートが公開
前月比1.5倍のDDoS攻撃を観測 - IIJ
暗号資産取引所「Liquid」、DNSが改ざん被害 - 本人確認用データなど流出か
暗号資産取引所でドメインレジストラの登録内容が改ざん被害
米政府、医療分野を標的としたランサムウェアに注意喚起 - DNSで通信して検知回避
9月のDDoS攻撃、前月比約1割増 - 攻撃の規模や継続時間は縮小