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4月はスパム割合が上昇、FAX受信のメール通知を装うウイルスメールも - Kasperskyレポート

露Kaspersky Labは、4月に送信されたスパムメールの状況を取りまとめた。イースターのグリーティングカードや、ファックス受信のメール通知を装う悪質なスパムが出回っているという。

同社によれば、4月の全世界のメールトラフィックにおけるスパムの割合は71.1%で、前月から7.6ポイント増加した。4月には、オンラインファックスサービス「eFax」を装った大規模な攻撃を検知。受信ファックスを装ったファイルを添付して送信するというもので、ファイルを開くと「Trojan-Downloader.Win32.Cabby.a」に感染する。これはダウンローダー型トロイの木馬で、Zeusの亜種である「Trojan-Spy.Win32.Zbot.shqe」をダウンロードする。

さらにイースターのグリーティングカードを装い、トロイの木馬「Fareit.aonw」を送りつけるスパムも確認。同マルウェアは、サーバを攻撃して個人情報を盗む「Zbot Trojan-Spy」をダウンロードする。

またフィッシングの状況を見ると、攻撃の標的となったのは、「メールおよび検索エンジンサイト」が最多で31.9%。「SNS(23.8%)」「金融・決済機関(13%)」と続く。

最大のターゲットとなったのは、中国のISPであるTencent。インスタントメッセンジャーのサポートを装ったメールでフィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報の詐取を試みる。また、特定銘柄の株価を故意に吊り上げることを目的とした「Pump and Dump」スパムなども流通した。

(Security NEXT - 2014/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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