Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自民党安倍総裁の偽Twitterアカウントに注意 - 露大統領の偽アカウントと会話も

7月4日に参議院選選挙が告示され、ネット選挙解禁後初の国政選挙の幕が切って落とされるが、早くも自民党総裁である安倍晋三氏を装ったTwitterのなりすましアカウントが確認された。

問題のアカウントは、安倍氏が利用する公式アカウント「@abeshinzo」と1文字違いである「@abeshinso」。写真を盗用しており、自己紹介の文章も同一だった。

安倍氏のアカウントは、Twitterより認証されており、本人のアカウントとして判別することが可能。7月3日の時点で14万2830人がフォローしている。

130703_tw_001.jpg
なりすましアカウント同士の会話

一方偽アカウントは、4月ごろよりツイートを繰り返しており、少ないものの44人のフォロワーを獲得。同アカウントと会話するために作成されたと見られるロシアのプーチン大統領を装った偽アカウントも登場している。

Twitterには、これまでもノーベル賞を受賞した山中伸弥氏など著名人の偽アカウントがたびたび登場しているが、今回のケースでは、公職選挙法違反に問われる可能性がある。また今後も参院選に関連した偽アカウントが発生する可能性があり、情報を受け取る有権者にも注意が求められる。

(Security NEXT - 2013/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
MS、3月の定例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性は含まず
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
MS、ブラウザ「Edge」の脆弱性を修正 - Android版は更新版を準備中
個人情報含む手帳や職員の証票を紛失 - 都児童相談所
「Microsoft Edge」にアップデート - MS独自含む脆弱性11件を解消