Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽「津波警報発表」メールに注意 - 不安煽って偽サイトへ誘導

気象庁は、同庁による警報を装った迷惑メールが出回っているとして、注意を呼びかけている。

20181109_jm_001.jpg
迷惑メールの一例(画像:気象庁)

同庁に発信元を偽装し、「津波警報発表」といった件名のメールが送信されているという。

本文では、地震により3メートルを超える津波警報を発表したなどと不安を煽り、記載したリンクから偽サイトへ誘導しようとしていた。

今回確認されたケースでは、同庁の正規ドメインである「jma.go.jp」と類似した「jma-go.jp」を用いていたという。

同庁では、悪質なメールへ注意を呼びかけるとともに、民間事業者による防災情報のメール配信サービスに登録する場合は、配信元のメールアドレスやメールの文面などをあらかじめ確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

電話を併用するBECに警戒を - 発信者番号を偽装、役員の声も模倣
J-CSIPへの情報提供、76%減 - 標的型攻撃は5件
巧妙化するBEC、実質被害逃れるも送金前後で気付くケースも
企業向け認知度調査、もっとも高い「WannaCrypt」でさえ4割満たず
5月のフィッシング報告数は386件 - 大半は「アカウントの不正利用」で不安煽る
8割のビジネスユーザー、7通のフィッシングメールをすべて見抜けず
「Conficker」の首位続く、「無料駆除ツール」装いウイルスへ感染させる偽の注意喚起メールも - ESETレポート