Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「Drupal」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)「Drupal」の開発チームは、複数の脆弱性を解消したアップデートをリリースした。深刻な脆弱性への対処も行われている。

今回のアップデートでは、「Contextual Linksモジュール」においてリンクを正しくチェックしない脆弱性や、メール処理に起因する脆弱性へ対処した。

いずれもリモートよりコードを実行されるおそれがあり、重要度が5段階中2番目に高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

また1段階低い「中(Moderately critical)」とされる複数の脆弱性に対応。アクセスのバイパスが生じる脆弱性や、オープンリダイレクトが可能となる複数の脆弱性へ対応した。

開発チームでは、脆弱性を解消したアップデートとして「同8.6.2」「同8.5.8.」「同7.60」をリリースしている。

(Security NEXT - 2018/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のアップデートで脆弱性1件を修正
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能
バッファローのNAS製品にMITM攻撃でコード実行のおそれ
米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正