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認証標準「FIDO2」、製品を初認定 - 対応ブラウザも

FIDO Allianceは、FIDO2に対応したブラウザと、FIDO2としてはじめて製品を認定し、取得組織を公表した。

FIDO2は、オンラインサービスにおける認証規格。「W3C Web Authentication」に対応しており、FIDO Allianceのデバイス間連携仕様を組みあわせることで、多要素認証、生体認証などパスワード以外の機器による認証に対応する。

ブラウザでは、「Chrome」「Edge」「Firefox」が対応。あわせて同団体では、セキュリティキーや生体認証機器、クライアント、サーバにおいてFIDO2認定を取得した組織を公表した。

国内ではヤフーが認定を取得。今後、ヤフーが提供する「Yahoo! JAPAN」において、FIDO2によるログイン認証に対応する。

認定の取得組織は以下のとおり。

Korea Electronic Certification Authority
Dream Security
ETRI
eWBM
IBM
Infineon Technologies
INITECH
Nok Nok Labs
OneSpan
Raonsecure
Samsung SDS
Singular Key
Whykeykey
Yubico
ヤフー

(Security NEXT - 2018/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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