Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「dアカウント」への「PWリスト攻撃」、攻撃規模は明らかにせず - 個人情報流出は否定

NTTドコモのオンラインショップが、本人以外の第三者によって不正にログインされ「iPhone X」が購入される被害が発生した。個人情報の流出については否定している。

同社によれば、同社の各種ウェブサービスで利用する「dアカウント」を対象に、7月ごろよりおもに海外から「パスワードリスト攻撃」を受けたという。

第三者による不正ログインを通じて購入された「iPhone X」は、約1000台程度と見られているが、同社では他商品の購入状況なども含め、被害状況について確認を進めている。

同社では8月14日に事態を公表。端末宛てに送信するセキュリティコードの入力を求める2段階認証の活用を求め、さらに翌15日12時前からは、購入手続きや申し込み履歴の確認時に2段階認証を適用した。

(Security NEXT - 2018/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員メルアカに不正アクセス、スパム約3万件が送信される - 北海道大病院
統合DBシステムで不正ログイン被害、改ざんも - 上智大
「ETC利用照会サービス」にPW攻撃、約125万件のアクセス
「エン転職」にパスワードリスト攻撃 - 約25万人がアクセス許す
英語検定試験「TOEIC」の申込サイトに大量のログイン試行
「ショップチャンネル」で不正ログイン注文 - 「後払い」を悪用
止まぬPWリスト攻撃 - 他所情報流出の影響で増加傾向も
ニトリにPWリスト攻撃、スマホアプリ経由で - 約13万アカウントがログイン許した可能性
サンドラッグの複数関連サイトにPWリスト攻撃
看護関係者向けサイトへのPWリスト攻撃、調査結果が明らかに - 試行回数は6882万件