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教員が関係者情報含むPCをスペインで盗難被害 - 九大

九州大学は、同大教員が出張先の海外において、学生や同大資料館の利用者情報などを保存していたパソコンを盗まれたと発表した。

同大付属図書館付設記録資料館の教員が、6月23日に資料の調査のために訪れたスペインで、食事をしていた際にパソコンを入れた鞄が置き引き被害に遭ったという。

持ち去られたパソコンには、教員がアルバイトとして採用した学生15人分の氏名や生年月日、所属ゼミ、出勤状況、送受信したメールなどのデータを保存。

また氏名や電話番号、メールアドレスなど同館利用者55人分の情報や同教員が非常勤講師を務める他大学の学生情報なども含まれるとしている。

現地の警察へ被害を届けたが見つかっておらず、同大では、連絡先が判明した同大関係者に対して文書で事情を説明、謝罪している。

(Security NEXT - 2018/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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