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ルータ認証情報、約7割が初期設定のまま - 44%はファームウェア認知せず

ブラウザよりルータの管理ページへログインし、出荷時の初期設定から認証情報を変更したことがある国内のユーザーは約3割にとどまることがわかった。

7月にAvastが日本のコンシューマーを対象に調査を実施したもので、1032人が回答した。

同調査によると、回答者の37%がルータの管理ページにログインし、工場出荷時の認証情報を変更したことが1度もないと回答。ウェブ管理ページにログインしていたが、認証情報を変更していないとの回答も31%にのぼる。

44%はルータにファームウェアがあることを認識しておらず、管理ページにログインしたことがある回答者でも、43%はファームウェアをアップデートしたことがなかった。69%はルータの管理ページにログインし、アップデートを確認するのは年に1度かそれ以下と回答したという。

(Security NEXT - 2018/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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