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福島第一原発のデータを保存したUSBメモリが所在わからず - 機微情報は含まれず

東京電力は、協力企業が福島第一原子力発電所に関するデータを保存したUSBメモリ1個を紛失したと発表した。

所在がわからなくなっているUSBメモリには、今後点検が予定される発電所内の約700にわたる機器に関する情報、A4用紙に換算して36枚分のリストが保存されていた。核物質防護に関する機微情報や個人情報などは保存されていないという。

協力企業において12月2日以降見あたらなくなり、東京電力が12月4日により報告を受けた。同社では従業員や協力企業に対して事故を周知徹底し、再発防止を目指すとしている。

(Security NEXT - 2008/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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