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教育新聞が改ざん被害 - 誘導先でマルウェア感染や情報窃取のおそれ

教育新聞の電子版において不正アクセスによる改ざんが発生し、アクセスすると不正サイトへ誘導される可能性があったことがわかった。

同紙を発行する教育新聞社によれば、7月3日6時から21時ごろにかけて、同サイトが改ざんされた状態に陥ったという。期間中にアクセスすると、悪意あるサイトへ誘導される可能性があった。

誘導先のサイトでは、偽セキュリティ対策ソフトのダウンロードなどが要求され、表示をクリックしたり個人情報を入力すると、マルウェアに感染したり情報が窃取されるおそれがあったという。

同社では、改ざん部分を修正。セキュリティ強化とサーバのセキュリティチェックを行ったうえで、同サイトを再開した。会員の個人情報流出については否定している。

また改ざんされた期間中にアクセスした利用者に対し、マルウェアに感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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