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3コンテンツが改ざん被害、個人情報の漏洩は否定 - JR北海道

JR北海道は、同社ウェブサイトが不正アクセスにより改ざんされた問題で一部調査結果を公表した。

同社では不正アクセスを受けていたことが判明したとして事故を公表し、28日よりウェブサイトを停止しているが、その後の調査で、11月12日に不正アクセスを受け、「イベントチケット情報」「列車運行情報」「特急列車空席案内」が改ざんされていたことがわかったという。

改ざんされたページを閲覧した場合、不正サイトへ誘導され、不正なswfファイルをダウンロードするウイルス「JS_AGENT.IMK」に感染するおそれがあった。ただし、今回の不正アクセスによる個人情報の漏洩については否定している。

同社では、改ざんについての引き続き調査や復旧作業を進めており、「列車運行情報ページ」など提供を開始している。

(Security NEXT - 2008/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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