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振込依頼書の紛失や誤廃棄が判明 - かながわ信金

かながわ信用金庫は、2支店において、顧客情報含む振込依頼書の紛失や誤廃棄が発生したことを明らかにした。

同金庫によれば、原宿支店で保管していた振込依頼書の紛失が判明。さらに全店舗で保管状況を調査したところ、山元町支店においても、一部帳票を誤って廃棄していることがわかったという。

原宿支店では、2011年4月から2012年3月にかけて取り扱った振込依頼書の所在がわかっておらず、翌年度の状況から推計で約5800件の顧客情報が含まれていると見られている。

一方山元町支店では、2014年4月から2015年3月までの振込依頼書を誤って廃棄した。顧客情報は約2700件にのぼると見られる。いずれも振込依頼書には、氏名、振込先の金融機関名、支店名、口座番号、振込金額などが含まれる。

同金庫では、原宿支店の紛失についても誤って廃棄した可能性が高いと説明。個人情報が不正に利用されたとの報告はなく、振込手続きについてもすべて完了済みとしている。

(Security NEXT - 2018/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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