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顧客情報最大1万2000件がWinny流出の可能性 - サン・ライフ

冠婚葬祭事業を手がける神奈川県平塚市のサン・ライフから、顧客の個人情報がインターネット上に流出したことが明らかになった。

同社の従業員が個人情報などデータを持ち出し、自宅の私有パソコンで作業を行っていたため、ウイルス感染をきっかけにインストールされていたファイル共有ソフト「Winny」経由でインターネット上へ流出した。

現在流出が確認されているのは、同社や子会社が所有する191件の個人情報で、氏名や住所のほか、1件については電話番号が含まれる。流出の規模は最大1万2000件に及ぶ可能性があり、同社では調査を進めている。

11月17日にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」上の書き込みを確認し、問題が発覚した。不正利用などの報告は受けていないという。同社では関連する顧客へ個別に連絡し、謝罪する。

(Security NEXT - 2008/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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