Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

工事中に患者情報含むPCが盗難被害 - 福岡大学筑紫病院

福岡大学筑紫病院において、患者の氏名などが保存されたノートパソコンが盗難に遭い、所在がわからなくなっていることがわかった。

同院によれば、ナースステーションで利用していたノートパソコン1台が何者かによって持ち去られたことが5月16日に判明したもの。

同端末には入院患者1309人分の氏名や職員の名字が保存されていた。医師と看護師によるミーティングの議事録も端末内に保存されていたが、病状など患者に関する記載は含まれていないとしている。

職員が最後に端末を利用したのは5月9日12時半過ぎで以降の所在がわかっていない。同院では、5月9日より院内で工事を行っており、問題のナースステーションには、工事関係者や限られた一部関係者以外、出入りできない状態だったとしている。

(Security NEXT - 2018/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

公立保育園のUSBメモリ、車上荒らしで盗難 - 福井市
保育園の園児情報含むUSBメモリが盗難に - 福井市
個人情報含むPCが盗難被害、困った人を助ける間に - 島根県立大
持ち出した患者情報が医師宅で盗難 - 神奈川県立こども医療センター
海外出張先で個人情報含むPCが盗難被害 - 東京都立大
車上荒らしで患者情報含むUSBメモリが盗難 - 兵庫医科大病院
県立高校6校で女子生徒の個人情報が盗難 - 岐阜県
交付前のマイナカードが所在不明、箱ごと誤廃棄か - 横浜市
海外空港で教員が置き引き被害、PCなどに個人情報 - 東海大
宮城労働局で相談事案ファイルを一時紛失 - 廃棄準備中に盗難か