Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報漏洩対策製品の国内市場、2017年は前年比2%増

2017年における情報漏洩対策製品の国内市場は、前年比2%増となる57億円だった。2022年の市場規模を61億円と予測されている。

IDC Japanが、国内の情報保護管理市場における動向を取りまとめたもの。同社では、情報漏洩対策やエンドポイントの暗号化、メッセージの暗号化、鍵管理、ERM、セキュアなドキュメント共有などを情報保護管理市場と定義。そのうち情報漏洩対策と暗号化、鍵管理機能について分析した。

2017年の情報漏洩対策製品市場は、前年比2%増となる57億円。2017年から2022年までの年間平均成長率を1.4%と予測しており、2022年には61億円に拡大すると見込んでいる。

また2017年の暗号化、鍵管理市場は前年比3.2%増の135億円。同社では2017年から2022年にかけての年間平均成長率を3.5%とし、2022年の市場規模を161億円と分析した。

(Security NEXT - 2018/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信
セキュア開発が学べる無料オンラインコンテンツ - Linux Foundation
パスロジ、ファイル送受信用の暗号化サービス - 個人は無料
「MIRACLE ZBX」に新版、セキュリティ面を強化
ランサムウェア「Yanluowang」の復号ツールを提供 - カスペルスキー
NICT、プライバシー保護連合学習技術をイエラエに技術移転
復号化せずに「SSL/TLS」を用いたDDoS攻撃を防御 - Radware