Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」に14件の脆弱性 - アップデートが公開

Oracleは、同社の定例アップデートである「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、「Java SE」に関する脆弱性14件を修正した。

今回のアップデートでは、CVEベースで14件の脆弱性に対処した。共通脆弱性評価システム「CVSS v3」においてスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は6件。14件のうち12件に関してはリモートより認証なしに攻撃が可能だとしている。

同社では、脆弱性へ対処した「同10.0.1」を提供。また「同8 Update 171」とさらにバグフィクスを実施した「同8 Update 172」をリリース。アップデートを呼びかけている。

20180418_or_002.jpg
「CVSS v3」のスコアが「7.0」以上の脆弱性(表:Oracle)
お詫びと訂正:本記事初出時の記載について、一部誤りがありました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2018/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性