Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネットワン、業務利用クラウド向けにCASB - 「Slack」にも対応予定

ネットワンシステムズは、クラウドへアップロードするデータの暗号化や制御を行える「CASBサービス for Sanctioned IT」を提供開始した。

同サービスは、企業で業務利用を許可しているクラウドを対象に、データ保護機能を提供する「CASB(Cloud Access Security Broker)」ソリューション。McAfeeの「McAfee Skyhigh Security Cloud」を活用している。

機密情報を含むデータのアップロード時に暗号化することが可能。IPアドレスやクライアント証明書など、条件によってアクセスを制御。機密情報を含むデータのアップロードを防止したり、データの隔離、削除にも対応している。

手はじめに「Office 365」へ対応し、今後は「AWS」「Google Drive」「Box」「Dropbox」「Salesforce」「ServiceNow」「Slack」に順次対応していく予定。

年額利用料は、1ユーザーあたり1166円から。同社では、1年間で3億円の売上げを目指している。

(Security NEXT - 2018/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FireEye」「McAfee Enterprise」統合後の新会社は「Trellix」
SBT「MSS for CASB」をスタート - ポリシー策定なども支援
マカフィーとソフバンテク、「CASB」のMSS展開で協業
CASBを利用したクラウド利用状況の可視化サービス - 日商エレ
日本オラクル、セキュリティ分析や自動対処などの新サービス - SOC向けサービス群として展開
XMLだけでCABSとのAPI連携が可能となるプログラム - マカフィー
KCCS、「Netskope」や「Darktrace」などを活用した脅威監視サービス