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陸上自衛隊の内部情報がファイル共有ソフト経由でネット流出

陸上自衛隊の内部情報がファイル共有ソフト「Winny」経由で外部に流出したことがわかった。

インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」に流出を指摘する書き込みが18日にあり、判明したもの。流出した情報は教育資料などで防衛上の機密情報は含まれていなかった。第13旅団の3等陸佐がWinnyの利用していたという。

自衛隊では2002年に流出が発生しており、2004年に発覚。さらに2006年2月に海上自衛隊、2007年11月に自衛隊採用試験の一部受験者情報などが流出している。

防衛庁では、2006年の事件を受けて、私用パソコンにおけるファイル共有ソフトやデータの削除、業務情報の利用禁止、情報セキュリティ教育や抜き打ち検査の実施するとしていた。

(Security NEXT - 2008/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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