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【特別企画】脅威トレンドや対策の重要性を経産省伊東氏が解説 - 「WannaCrypt」の特異点も

年々変化を見せるサイバーセキュリティに関する脅威。「ランサムウェア」や「ビジネスメール詐欺」などは、2017年に多くのセキュリティ専門家が注目したトピックだ。

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伊東氏

「ビジネスメール詐欺」に関しては国内大手航空会社で被害が発生し、ランサムウェアは、一部工場が停止するなど、脅威の現実味が増している。なかでもランサムウェアの「WannaCry」は、謎も多くさまざまな憶測を呼んだ。

陸上自衛隊でシステム防護隊の初代隊長も務め、現在は経済産業省大臣官房でサイバーセキュリティ・情報化審議官を務める伊東寛氏は、こうした脅威をどのように見ているのだろうか。

日本スマートフォンセキュリティ協会の「JSSEC セキュリティフォーラム2018」に登壇した伊東氏は、個人的な見解をまじえつつ、脅威について解説。「WannaCry」については他ランサムウェアにはない特異点を指摘し、独自にプロファイリングをしてみせた。

さらに脅威にさらされる産業界の課題を説明。災害などに強いはずの制御システムが、サイバー攻撃に弱い理由や今後の課題についてポイントを紹介。

さらにサイバーセキュリティ人材の不足や、サイバーセキュリティ経営についても言及した。講演の詳細はJSSECのウェブサイトより読むことができる。

(提供:日本スマートフォンセキュリティ協会 - 2018/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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