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2月はDDoS攻撃が急増、前月の25倍に - 「memcached」が影響

2月末よりキャッシュサーバ「memcached」を踏み台とした1Tbps以上におよぶ大規模なDDoS攻撃が報告されているが、同月はDDoS攻撃の件数についても急増していることがわかった。

アーバーネットワークスによれば、2018年1月は40件弱ほどだったDDoS攻撃が、2月には1000件超へと大幅に増加したという。一部例外はあるものの、平均200件程度で推移していた2017年と比較しても突出している。攻撃が観測されたのはおもに海外で、国内で観測された攻撃は現時点で数件にとどまっている。

同社によれば、「memcached」を用いたリフレクション攻撃が開始された時期はわかっていないが、2018年1月18日以降、1回あたり数百Gbps規模の攻撃が見らるようになったとしている。

(Security NEXT - 2018/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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