Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けデータインポート用プラグインに2件の脆弱性

WordPress向けに提供されているプラグイン「WP All Import」に2件の脆弱性が含まれていることが判明した。

同プラグインは、CSVやXML形式のデータをインポートする機能を提供するプラグイン。同プラグインには、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0546」「CVE-2018-0547」が含まれるという。

「CVE-2018-0547」は、サイト上にログインしたユーザーが影響を受けるが、「CVE-2018-0546」に関してはログインすることなく、ブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがあるという。

「CVE-2018-0546」は、ゲヒルンのマルダンムイデン氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整。「同3.4.6」で修正された。一方、「CVE-2018-0547」はNTTコミュニケーションズの東内裕二が氏報告。修正版となる「同3.4.7」がリリースされている。

(Security NEXT - 2018/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を