Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

交付前のマイナンバーカードと交付用端末が盗難 - 横浜市

横浜市鶴見区において、交付前のマイナンバーカードと交付に用いる端末が何者かによって盗まれたことがわかった。職員が離れた30分ほどのあいだに持ち去られたと見られている。

同市によれば、鶴見区戸籍課の執務室内で保管していた交付前のマイナンバーカード78件と、カード交付用の端末1台が盗難に遭ったもの。2月22日に始業前の準備を行った際、端末とカードを紛失していることに気が付いた。

同市では、前日21日にマイナンバーカードの交付窓口で検品作業などを行い、マイナンバーカードと交付用端末を窓口に置いていたという。窓口業務が終了した17時より30分ほど窓口を離れ、片付け作業などを行っており、その間に持ち去られたと見られている。

終業後にカードと端末を保管庫へ片付ける際、枚数の確認などを行っていなかったほか、端末にもセキュリティワイヤーなど、物理的な防犯対策が講じられていなかった。

(Security NEXT - 2018/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイルを取り違え、町民の個人情報を誤って公開 - 綾町
マイナンバー含むデータ入力を委託先が無断で再委託 - 熊谷市
一部マイナンバーカードを紛失、フォルダごと誤廃棄か - 鹿児島市
マイナンバーカードが入った生徒の財布を紛失 - 埼玉県の高校
個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導
住民票の誤交付問題で富士通Japanに行政指導 - 個情委
マイナカード廃棄で不備、シュレッダー利用するも一部裁断されず - 台東区
廃止したFAXを使用、番号も誤りマイナンバーなど個人情報が流出 - 沖縄労働局
市民税申告書などを紛失、誤廃棄の可能性 - 吹田市
住民票などの文書を別事業所へ誤送付 - 全国土木建築国保