Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTデータでランサムウェア感染 - 被害拡大なく、すでに対処済み

NTTデータは、同社システムにランサムウェアが感染したことを明らかにした。すでに対処を終えているとしている。

同社によれば、1月5日に社内システムがランサムウェアに感染したもの。同問題を受けて同社では、専門チームにより感染状況を把握。感染の拡大防止策を実施しつつ駆除を進め、同月22日までに完全に駆除を完了し、対策を終えたという。

今回感染が確認されたランサムウェアについて、同社はインターネット経由で拡大する性質はなく、暗号化や情報漏洩などの機能も含まれていないと説明。同社ウェブサイトの閲覧や、同社から送信されたメール経由でランサムウェアに感染するおそれもないとしている。

(Security NEXT - 2018/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
サーバがランサム被害、データが暗号化 - 愛知陸運
ランサムウェア被害による情報流出を確認 - アニエスベー
Fortraのファイル転送製品「GoAnywhere MFT」に脆弱性
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
「LockBit」にあらたなリークサイト - ブランド回復に躍起
ランサム被害による子会社情報の流出を確認 - 綜研化学
画像管理サーバがランサム被害、救急や一般外来受入に影響 - 国分生協病院