Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報が所在不明に、忘年会の荷物置場からなくなる - 横浜市立大病院

横浜市立大学付属病院は、医師が持ち出した手術記録の写しが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、医師が自宅で勉強のために手術記録の写しを持ち出した際に紛失したという。問題の写しには患者4人の氏名や性別、年齢、手術日時、術者、助手、術式などが記載されており、原則持ち出しが禁止されていたが、手続きを経ずに持ち出されていた。

同医師は、2017年12月22日にホテルで開催された忘年会へ出席した際、写しや財布を入れた鞄を荷物置き場へ置いたが、終了後に鞄がなくなっていることに気付いたという。

同医師は病院へ報告後、盗難の可能性があることから警察へ被害届を提出。同院では対象となる患者に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2018/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
個人情報含む書類が風で飛散、一部未回収 - 伊勢崎市民病院
患者情報含むUSBメモリを紛失 - 約1カ月後に回収
患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 横浜市立みなと赤十字病院
患者情報含むUSBメモリが院内で所在不明に - 茨城東病院
患者情報含むUSBメモリが手術室で所在不明に - 大館市立総合病院
患者情報入りUSBメモリを一時紛失 - レンタカー内部で発見
医療相談情報含むUSBメモリを院内で紛失 - 射水市民病院
一部紹介状が所在不明に、診察に影響なし - 八女総合病院
患者情報含む資料が流出、一部院外で回収 - 東北医科薬科大