Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware ESXi」など複数製品に脆弱性 - アップデートがリリース

「VMware ESXi」をはじめ、「VMware vCenter Server Appliance(vCSA)」「VMware Workstation」「VMware Fusion」などに脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

同社によれば、認証されたVNCセッションにおいてスタックオーバーフローが生じる「CVE-2017-4941」や、ヒープオーバーフローが生じる「CVE-2017-4933」など、複数の脆弱性が明らかとなったもの。

クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2017-4940」や権限の昇格「CVE-2017-4943」なども含め、あわせて4件が明らかとなった。脆弱性によって影響を受ける製品、バージョンなどが異なるが、これら脆弱性の重要度はいずれも4段階中上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

同社は、修正パッチやアップデートとして「ESXi 650-201712103-SG」「同650-201710401-BG」「同600-201711103-SG」「同600-201711101-SG」「同550-201709102-SG」「同550-201709101-SG」「vCSA 6.5 U1d」「Workstation 12.5.8」「Fusion 8.5.9」をリリースした。

(Security NEXT - 2017/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性