Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Flash Player」にセキュリティアップデート - 深刻な脆弱性は含まれず

Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」のアップデートを公開し、脆弱性1件を修正した。

意図せず、設定ファイルをリセットされるおそれがある脆弱性「CVE-2017-11305」が判明したもので、同社は、各プラットフォーム向けに同脆弱性を解消した最新版「同28.0.0.126」を用意した。

重要度は、いずれの環境においても、3段階中もっとも低い「中(Moderate)」とレーティング。「Windows」や「Mac OS」、ブラウザ同梱版に対しては目安として30日以内、「Linux」については任意のタイミングでアップデートするよう呼びかけている。

20171213_as_001.jpg
今回判明した脆弱性の影響を受ける「Adobe Flash Player」のバージョン(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2017/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性