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Apple、「macOS High Sierra 10.13.2」などであわせて脆弱性22件を修正

Appleは、「macOS High Sierra 10.13.2」「Security Update 2017-002 Sierra」「Security Update 2017-005 El Capitan」にて複数の脆弱性へ対処した。

OSによって修正される脆弱性は異なるが、カーネルの脆弱性8件をはじめ、Intelグラフィックドライバ、メールなど、あわせて22件の脆弱性を修正した。「Apache」や「OpenSSL」「curl」「スクリーンシェアリングサーバ」などの脆弱性も修正している。

また同アップデートには、「Security Update 2017-001」として修正が提供された認証を回避し、「rootユーザー」として容易にログインできる「Directory Utility」の脆弱性「CVE-2017-13872」に対する修正も含まれるという。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-3735
CVE-2017-9798
CVE-2017-13826
CVE-2017-13833
CVE-2017-13844
CVE-2017-13847
CVE-2017-13848
CVE-2017-13855
CVE-2017-13858
CVE-2017-13860
CVE-2017-13862
CVE-2017-13865
CVE-2017-13867
CVE-2017-13868
CVE-2017-13869
CVE-2017-13871
CVE-2017-13872
CVE-2017-13875
CVE-2017-13876
CVE-2017-13878
CVE-2017-13883
CVE-2017-1000254

(Security NEXT - 2017/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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