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デジタルアーツ、iOS向けにフィルタリングアプリ - Safariなど全アプリに対応

デジタルアーツは、iOSに対応したウェブフィルタリングアプリ「MultiAgent for iOS」を11月30日より提供開始する。

同製品は、「HTTP」および「HTTPS」に対応したフィルタリングアプリ。法人向けサービス「i-FILTERブラウザー&クラウド」を通じて提供する。従来より独自ブラウザによるフィルタリングサービスを提供してきたが、同アプリの提供によりサービスの強化を図った。

同アプリでは、クラウドのデータベースを用いてホワイトリスト、ブラックリストによるフィルタリングが可能。 URLのカテゴリ単位をはじめ、「ホスト」や「パス」の一致、 POST送信におけるデータサイズなどでアクセス制御が行える。さらに利用時間を制限するタイマーや警告機能、ログの出力に対応した。

フィルタリングに関しては、「iOS 9」で導入された「NetworkExtension Framework」を活用。iOSの標準ブラウザである「Safari」のほか、「WebKit」ベースのアプリに限らず、業務アプリや学習支援アプリなども含め、アプリによるすべての「HTTP」「HTTPS」の通信に対応するとしている。

アプリはAppStore経由で提供。「i-FILTERブラウザー&クラウド」の価格は、5ライセンスあたり3300円から。今後は、市場の状況を踏まえ、Android向けアプリの提供についても検討していくという。

(Security NEXT - 2017/11/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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