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「アマゾン」装う架空請求が発生 - 支払いに「Amazonギフト券」要求

「アマゾンジャパン」などをかたり、ショートメッセージサービス(SMS)経由で架空請求が行われるケースがあるとして、消費者庁は注意を呼びかけている。

実際には生じていない動画サイトの料金の未納を装い、記載した電話番号へ電話をかけさせるよう誘導するSMSを利用した架空請求が発生しているもの。各地の消費生活センターへ同様の相談が寄せられているという。

こうした架空請求は、実在する通販サイトであるアマゾンジャパンの知名度に便乗。メッセージでは、「アマゾン」「アマゾンジャパン相談係」「アマゾンサポートセンター」などを名乗っていた。

架空請求では、訴訟をちらつかせて不安を煽り、支払いを要求。コンビニなどで販売されている正規のプリペイドカード「Amazonギフト券」を購入し、番号を電話で伝えるよう指示していた。

ギフト券の購入にあたっては、コンビニの店員による詐欺への注意喚起を無視するよう指示。怪しまれないよう複数のギフト券を別々の店舗で購入するよう求めていた。

(Security NEXT - 2017/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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